我家に四国犬がやって来た ! presented by Kengo
   四国犬のご紹介」            

   

 

 

※四国地図は「白い地図工房
 を利用し作成しました。

 著作権「白い地図工房」


「きれいな犬ですね。雑種ですか?」と散歩中に見知らぬ人がよく声をかけてくれます。 「ありがとうございます。でもこれ四国犬って言うんです。」と答えると、 「シ・コ・ク・ケ・ン?」と発音を確かめるようにオウム返しに言ってくれたりします。 たいていは「へぇー、珍しいですねぇ」で会話が終わるのですが、それにしても四国犬の知名度の低さ (特に我家のある関東地方では)を感じざるをえません。
四国犬は古来から日本人といっしょに暮らしてきた中型日本犬の一種です。 明治期以降、海外から持ち込まれた洋犬種との雑化が進む中、 四国地方の峻険な山々に囲まれた環境が幸いし、純日本犬として生き延びてきました。

  雄の四国犬 ラン(成蘭号) 2才7ヶ月の頃  

この貴重な日本の犬種を絶やすことなく次代へと保存すべく 昭和3年、日本犬保存会が創設されました。 以後、戦中戦後の食糧難の時代などの危機も 日本犬ファンの先人達の情熱と努力によって乗り切ることができ、 現在に至っています。

もともと急峻な山を駆け巡り、猪と格闘しながら猟をしていた犬だけに、 運動能力に優れ、主人と家族思いではありますけれども、 外敵に対して警戒心と闘争心はかなり強い犬種です。 我家の犬たちも番犬として素晴らしい能力を発揮しています。

    雌の四国犬 ユキ(菊春女号) 11ヶ月の頃