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審査終了直後のラン
その後の支部展では
ズッコケルこともありましたが
’01年秋の三多摩展で
6本目の本部賞をいただき、
規定により完成犬ということで
支部展は卒業となりました。
応援いただいた方々、
本当にありがとうございました。
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「ハイッ」の声にハッとして前を向くと審査の先生がこちらを見て筆記用具で私を指しているではありませんか。
内心「よぉしっ!」と叫んでいた私の顔は今思うと恐らく目がぎらついた醜い表情だったろうと思います。
指定場所へ移った後、ランを先頭に次々と席次候補順に出陳犬が並べられて行きます。並べ終わった後、
先生が序列を確認に来また。ランと2席候補犬を見比べ、2席候補犬と3席候補犬を見比べるように確認して行きます。
最後に「決定します」の声でランの壮犬組1席が決まりました。これだけの有力犬が居た中での1席の意義は
本当に大きいものがありました。その余勢をかってでしょうか、成犬代表犬にも勝つことができ、初めての本部賞を
受賞することができたのです。
ランにしてみれば苦手な車に揺られ、何が面白いのかリングの中に立たされ、いつもなら食事の時間なのに餌ももらえず、
展覧会は本当にいい迷惑かも知れませんが、唯一ご主人様の道楽だ、我慢してくれ!と心で詫びつつ、
「ようし、ラン、愛媛の全国展だ。飛行機に乗せてやる」と話し掛けておりました。
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