我家に四国犬がやって来た ! presented by Kengo
   ラン(成蘭号)

   

 

 (呼称:ラン
子守り    

タオルで遊ぼう!と誘うラン

ユキを背中に乗せて遊ばせます

 ’00年1月16日、我家に2頭目の四国犬がやって来ました。その名は「ユキ」。まだ生後65日の雌の子犬です。 ランは人には優しいですが他の犬に対しては喧嘩っ早いところがあり、こんな小さな子犬がランに噛まれたりでもしたら 大変だというので、しばらく近づけませんでした。ところが、家族がユキを大切にする姿を見ているせいでしょうか? 恐る恐るユキを近づけてみるとランもユキをすごく大切に扱います。それどころか、ラン自身が甲斐甲斐しくユキの遊び 相手となって世話をするようになりました。これには家族皆で大感激。「気はやさしくて力持ち」「最高のお兄さん」 「男の鏡」などと我家におけるラン株は急上昇です。雄は雌に対してこんなに甘いものか!と思います。 つきあい初めの頃の男の「甘さ」が、後にどれだけの悲劇を生むのか、一抹の不安を覚えつつ見守る私でした。
 案の定、ユキの遠慮無さは増長するばかり。ランはユキに対して手加減していますが、ユキはランに対して何の 手加減もありません。子犬の頃の細く鋭い歯で毎日噛まれてランの鼻の周囲は生傷が絶えません。時々「痛い!」と 泣くのはランのほう。ほんと、男はつらいなぁ。

 

 


棒切れの取り合い

 ユキの気の強さとランの気の良さの対比が明らかになり、我家の娘たちの人気はランに集中します。毎日「ランが可哀想」と いう話になりランへの同情票は増すばかり。それでも当のランは委細気にせず、時間を惜しんではユキと遊びます。思えばずっと 一人で、遊び相手といえば人間しか居なかったのですから、ランもうれしいに違いありません。



<どの写真も’00年2月に撮影>
ラン:2年2ヶ月の頃  ユキ:3ヶ月の頃